【住民税編】南町田のどこに住むのがおトク?
南町田駅は東京の最南部にあります。
ここは横浜市にも大和市にも近い。
南町田駅を利用する場合、東京都町田市、
横浜市、大和市に住むケースが考えられます。
どこを利用するのがお得、便利、安全?
3つの市を比較してみましょう。
今回は住民税編です。
住民税とは?
・住民税は直接税で原則一率10%で、内訳は市民税が6%、都道府県民税が4%です。
・「所得割」と「均等割」の2つに分けて計算されています。
ただし、住民税額は住んでいる地方自治体によって税額が異なる場合があります。
均等割とは住民税にかかる人に等しい金額が課される税金です。
所得割とは前年の所得金額から税率をかけて計算する税金です。所得が高ければ比例して所得割も高くなります。
全国ほぼ全て標準税率の10%となっておりますが、一部地域に限り10%ではありません。
3つの市を地方税で比較
市 | 市民税 | 県民税 | 評価 | ||
所得割率 | 均等割額 | 所得割率 | 均等割額 | ||
町田市 | 6.00% | 3,500円 | 4.00% | 1,500円 | ◎ |
横浜市 | 6.00% | 4,400円 | 4.025% | 1,800円 | × |
大和市 | 6.00% | 3,500円 | 4.025% | 1,800円 | △ |
横浜市では横浜みどり税900円がさらに上乗せされています。
地方税だけで判断すると町田市が一番お得で、
次いで大和市、そして横浜市となります。
町田の地方税が低いというより、ここがスタンダードで
横浜が高いと言えます。
横浜は全国でも2番目に地方税が高い市なのですね。
まとめと補足
同じ南町田駅が最寄り駅としても、住む場所によって住民税は異なります。
ただし、年収500~600万円くらいの人の住民税の場合、
年間で1万円程度しか地域差はありません。
会社員の人なら住民税を12分割で納めているため
1か月あたりでは830円程度の差になります。
また横浜市では、均等割を納付義務のある控除対象の配偶者や扶養家族は、
均等割が1,500円に軽減されます。
また、この様な人を2人以上有する納税者も1,500円に軽減されます。
この軽減に当てはまる人であれば、
他の町と比較して住民税が安くなります。
参考サイト