南町田グランベリーパークを比較してみよう
写真は南町田 拠点創出プロジェクトより
南町田に新しく誕生する「南町田グランベリーパーク」
大型ショッピング施設を中心に据えた街開発はいくつかありますが
南町田はどうなるのでしょうか。
横浜、東京などのちょっと似た街、施設と比べて特徴を
イメージしていきましょう。
ラゾーナ型の駅チカ・クルマ対応?
南町田グランベリーパークは
東急田園都市線 南町田駅直結なので
電車でスグ来れるのが特徴です。
しかも、横浜町田ICから約1分で
駐車場約2,100台のキャパを持っているので
クルマでの来客も多そうです。
駅チカという点では二子玉川ライズに似ていますが、
残念ながら二子玉川は駐車場のキャパも小さいです。
どちらかというと、川崎ラゾーナみたいな感じでしょうか。
日本一の集客を誇ると言われる川崎ラゾーナ。
その理由の一つは大規模ショッピングモールながら
駅から近い点にあると言われています。
南町田は川崎駅のような大きな駅ではありませんが、
駅に近く、クルマの便も良いロケーションという点は同じ。
南町田も多くの人が集まりそうです。
ただ、心配なのが横浜町田ICからの来客。
ラゾーナのように駐車場入り口が渋滞にならないことを
祈るのみです。
電車 | クルマ | |
南町田グランベリーパーク | 東急田園都市線 南町田駅直結 | 横浜町田ICから約1分 |
ラゾーナ川崎 | JR線 川崎駅西口直結 | 大師ICから約20分 |
ららぽーと横浜 | JR横浜線 鴨居駅北口より徒歩7分 | 港北ICより約10分 横浜・青葉ICより約15分 |
二子玉川ライズ | 東急田園都市線、大井町線 二子玉川駅 | 東名高速東京I.C. 第三京浜玉川I.C. |
村のエンターテイメント
大型ショッピングモールを中核とした都市開発は
たいてい「自然との調和」を謳っています。
南町田グランベリーパークも
「自然と調和した中で、買物だけでなく楽しさを提供」と説明しています。
特に似ているのは二子玉川ライズの
「「水と緑と光」の豊かな自然環境と調和した街づくり」でしょう。
ちょっとほかとは異なるアプローチとしては、
デザインコンセプトとしてあげられている
「ヴィレッジ型空間」という言い方です。
やっぱり、ちょっと田舎っぽいという自覚ありということでしょうか。
二子玉川ライズやラゾーナ川崎のアーバンな雰囲気に比べると
もっとカントリー風味です。
それと「生活遊園地~くらしの『楽しい』があるれるエンターテイメントパーク~」
と言っているようにエンターテイメント要素が強いのが特徴です。
映画館はもちろん、スポーツ施設やミュージアムの存在が
エンターテイメントと自信を持っていえる根拠でしょう。
南町田グランベリーパーク | 「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」 |
ラゾーナ川崎 | 「人と人」、「人と自然」等の「縁・繋がり・絆」を「Lazo」で表現 |
ららぽーと横浜 | 「Natural Slow Life(ナチュラルスローライフ)」 |
二子玉川ライズ | 「水と緑と光」の豊かな自然環境と調和した街づくり |
一番店舗数が多いのは?
南町田グランベリーパーク、ラゾーナ川崎、ららぽーと横浜、二子玉川ライズ
出店数がもっとも多いのはどこでしょうか。
そう、ラゾーナ川崎ですね。339店舗とされています。
T字型に建設された地上5階建ての建物に
みっちり出店している印象です。
グランベリーパークは約200店と予告されているので
ラゾーナの3分の2といったところ。
モール時代は約100店だったのが、
200店ですから倍増する計算です。
どんなお店が出店されるかはまだ未発表ですが、
200店の出店となると
二子玉川ライズの157店がさらに充実するような感じでしょうか。
南町田グランベリーパーク | 約200店 |
ラゾーナ川崎 | 339店舗 |
ららぽーと横浜 | 約275店 |
二子玉川ライズ | 157店 |
一番広いのはどこか?
南町田グランベリーパークの広さを考えていきましょう。
敷地面積だけを見ると南町田グランベリーパークは約83,000 m²で
ラゾーナ川崎や二子玉川ライズよりも広いスペースです。
ただ、店舗面積は約53,000平方メートルで
ラゾーナの79,294 平方メートルより狭いですね。
店舗数が少ないことからもわかることですが…。
敷地面積とは、建物が建っている敷地の広さを示しています。
二子玉川ライズの敷地面積は34,700 平方メートルとやや狭い印象ですが
開発面積としては 112,000平方メートルとかなり広いスペースで
街づくりを考えていることがわかります。
南町田グランベリーパークの魅力も敷地面積だけでは
測ることができないかもしれません。
敷地面積 | 延床面積 | 店舗面積 | |
南町田 グランベリーパーク | 約83,000平方メートル | 約151,000平方メートル | 約53,000平方メートル |
ラゾーナ川崎 | 72,013 平方メートル | 172,303 平方メートル | 79,294 平方メートル |
ららぽーと横浜 | 102,002平方メートル | 226,611平方メートル | 約93,000平方メートル |
二子玉川ライズ | 34,700 平方メートル ※112,000平方メートル(開発面積) | ? | ? |
まとめ
南町田グランベリーパークは交通面では
川崎ラゾーナに近いものがあります。
コンセプトとしては、二子玉川ライズに近いかもしれません。
ただ二子玉川ライズとの違いは、より都心から遠く
カントリー風である点でしょうか。
家族連れ、ペット連れにとって
訪問しやすく、楽しめる場所といえるのではないでしょうか。